カイロプラクティックやオステオパシーなど、手技療法業界の最新情報やセミナー情報を提供している「カイロジャーナル」に、記事を執筆する機会をいただきました。
乳幼児や小児対象のカイロプラクティック(以下、小児カイロ)について、専門的に学んだカイロプラクティックドクター達によるリレー投稿。光栄にもそのトップバッターとなりました。
日本で長らく小児カイロの臨床にたずさわっている素晴らしい先生方は全国にいらっしゃるのですが、一番なので、新米の私が何を気負う必要もなく、「小児カイロを選んだきっかけ」を書かせて頂きました。
この記事にも書いたように、院名もホームページ記事も小児中心なのは、あまり知られていない小児カイロに親しみを持っていただきたいから。
小児カイロケアを必要としている赤ちゃんや子ども達の周りにいる大人達に、情報を届けたいから。
(と言いつつホームページの記事更新に手が回っていませんが・・)
実際には、オフィスには老若男女さまざまな年代の方がいらしてますし、きっふぁみを小児専門のオフィスにするつもりはありません。
ただ、小児カイロについて専門的に学ぶ機会に恵まれた数少ないカイロプラクティックドクターの1人として、一般の方々だけでなく、手技療法の専門家の方々にその醍醐味と専門教育の必要性を発信していく責任があります。
カイロプラクティックが法制化されていない日本では、小児カイロを学ぶ環境はないに等しく、「小児カイロ」という言葉は日本のカイロプラクター達にとっても耳慣れないものなのです。
前々記事の、重度アトピーのお子さんがぐんと成長発達した例や、
開排制限でうまくハイハイできなかったり、
舌小帯短縮症で手術が必要と言われたり、
おっぱいが上手に飲めなかったお子さん、
便秘続きのお子さん、
支援級に通われて体幹が弱い、集中力が続かないと言われていたお子さんの
お悩みなどがぐんぐん解決に向かう臨床例に日々出逢い、
まだ開業2年目と言っている場合ではない、
困っている親子に、施術家達に、広く伝えなくては、と感じる毎日です。
今回記事が掲載された2017年2月19日付けのカイロジャーナル、実は2頁目の写真にも私が写っています。
こちらはリオ五輪&パラリンピック派遣カイロプラクターの報告会に参加したときの写真。
私は小児カイロを卒後教育として専門に学びましたが、オリンピックやパラリンピックで活躍されるカイロプラクティックドクターの方々は、スポーツカイロを専門に学んだ先生方。
(記事 >> リオ五輪&パラリンピック派遣カイロプラクター報告会に行ってきました!)
お医者さんが小児科や内科や外科などを専攻するのと同じように、米国では、4年間のカイロプラクティックドクター課程を卒業後、小児やスポーツカイロプラクティックの専門資格を取得することができます。
2020年の東京五輪&パラリンピックに向けて、スポーツカイロの魅力も皆さんに知って頂きたいと思います。
手技療法の専門家の方々、目指している学生の方々、
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カイロジャーナルを発行している科学新聞社は研究所などに「科学新聞」を発行している会社でもあります。研究者時代に研究室で見かけた科学新聞社に、カイロプラクターとしてご縁をいただくことになるとは、何とも不思議です。
オフィスの壁にも記事を飾りました♪