昨年カイロプラクティックケアを受けられたお子さんのお母様から
とても嬉しいご報告をいただき、
「少しでもお子さんの発達に心配な親御さんのご参考になれば」
と情報公開をご快諾いただきました。
小児科のお医者さんのすすめでカイロプラクティックケアを受けにいらした
1歳0ヶ月のAくん(仮名)
重度のアトピー性皮膚炎で入院治療を受けられ、アトピーは大分改善されたものの
1歳0ヶ月の時点でお座りとハイハイがまだであるのと、股関節の開排制限(股関節が開きにくい)が心配、とのことでした。
実際に Ortolani/Barlow という整形外科的検査法で確認したところ(小児科のお医者様からご紹介頂いているのですでに問題ないのですが、念のため)、医師の診察が必要な股関節脱臼の可能性は見受けられず、カイロプラクティックケアを受けて骨盤の動きや全身の神経バランスを調えるのが一番!とお伝えして、ケアをスタートしました。
私が何かを言うより、お母様の感想が一番多くを物語ってくれます。
以下、Aくんのお母様より
★ 小児カイロを受けるきっかけ
重度のアトピーで炎症に体力を奪われ運動機能が低下し10ヶ月で寝返りが出来ない状態になっていました。その後、アトピー治療の為に入院し体力は回復しましたが、11ヶ月の時点でまだお座りが出来ませんでした。病院にて、骨などには異常は無いものの多少の開排制限があると言われ心配になりカイロを受ける事にしました。
★ 受けてみてどうだったか
そっと触れたり少しの刺激だったので、とても不思議な感じでしたが、施術ごとになんとなく息子の動きが良くなった様でした。また、左右非対称だった脚の長さも毎回整えて頂きました。二週間毎に合計3回施術して頂いてズリバイ→タカバイ→お座りまでできるようになりました。
★ どんな方に小児カイロを進めたいか
お子さんの発達が少し遅れていたり、動きが左右で偏っていたりする方におすすめします。きっと病院の先生は検査的に異常がなければ「そのうちできるように、、、」とおっしゃると思いますが、一生で一番成長するこの時期に発達を促し、身体を整える事はとても大切なのではないかと思います。
そして先日、
その後のAくんの経過報告。
1歳2ヶ月でお座りできるようになり、
その2ヶ月後には歩き出し、
1歳半になった今は靴を履いてお出かけできるようになりました!
とのこと。
送ってくださった写真がこちら。
よかった〜〜〜^0^
メルクマニュアルの「発達のマイルストーン」
(こちら >>)によると
寝返りは生後5-6ヶ月、
お座りは生後7-9ヶ月、
歩くのが1歳から1歳半
(あくまで平均月齢。個人差大いにあり)
Aくんは生後10ヶ月で寝返りができず、
1歳になってもお座りができないとお悩みでした。
初めてのカイロプラクティックケアを受けて1週間後、
ずりばいの行動範囲が広がりました!
と嬉しいご報告をいただき、
右股関節の開排制限も両側の差がわからないくらいに改善、
そしてお座りしたと思ったらあっという間に歩けるようになってしまいました。
Aくんはカイロプラクティックケアを受けなくても同じように歩けるようになったんじゃない?
という疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
個人差の大きい成長発達を大規模研究で比較検証するのはなかなか難しいことです。
ただ、ケアを受けて1週間で動きががらっと変わったことをご両親が感じてくださり、実際に開排制限も気にならない程度になった。
これこそがお子さんの神経系に働きかけることができた証し。
そこからの伸びは、もともとその子が生まれ持っている能力です。
そしてお母様が書いてくださったこの一文。
きっと病院の先生は検査的に異常がなければ「そのうちできるように、、、」とおっしゃると思いますが、一生で一番成長するこの時期に発達を促し、身体を整える事はとても大切なのではないかと思います。
小児カイロプラクティックを勉強してきて良かったと思う瞬間です。
子どもさんは「いつかできるように」なりますが、
何かがひっかかってうまく進めないお子さんに
負担のかからない方法で「きっかけ」を与えてあげられる。
どんどん成長していく時期だからこそ、その子の人生にも大きな意味を持つのです。
お母様、とても嬉しい報告、ありがとうございました!
※小児、特に乳幼児は骨格発達が未成熟です。小児カイロを受けられる場合は、施術者の資格や修了教育にご留意ください。当院長は米国政府公認のカイロプラクティックドクター(D.C.)であり、国際小児カイロプラクティック協会(ICPA)の200時間の小児カイロ専門教育を受けております。
※国際小児カイロプラクティック協会所属の小児カイロドクターが結成した『日本小児カイロプラクティック協会(リンク先:Facebookページ)』では、日本国内の小児カイロドクターの紹介も承っております。