きっふぁみ来院レポート(11)
完ミにしようか瀬戸際なんです!
と生後3ヶ月のお子さんをかかえたお母さんが来院されました。
完ミとは、完全ミルク育児。
母乳をあげるのをやめて、
ミルクだけの育児にすること。
母乳育児を切望するお母さん達は多いです。
それは、
の記事に書いたように、
母乳育児には利点がたくさんあるから。
でも、おっぱいが出にくい、とか、
赤ちゃんがうまくおっぱいを吸ってくれないとか、
仕事の都合、育児環境の都合、
などで母乳とミルクの混合や完全ミルク育児に移行するお母さん達はたくさんいらっしゃいます。
どんな方法でも、
お母さんお父さんはじめ、周りの大人の愛情がたっぷりあれば、
赤ちゃんはしっかりすくすく育ってくれますから
大丈夫です♪
ただ、母乳育児をしたくて頑張っているのにうまく行かないとき、
頑張りすぎて泣きそうなとき、
ぜひきっふぁみを頼ってほしいな、
と今回も感じましたので、
「きっふぁみ来院レポート(11)」
としてご紹介します。
きっふぁみに来院されるお母さん達からは、
桶谷式のおっぱいマッサージですごい勢いで出るようになった!
との声もたくさん聞きますし、
おっぱいトラブルの際は
母乳マッサージを受けに行くことが多いのでは、と思います。
それで解決すれば、一件落着。
ただ、お母さんのおっぱいの出に関しては、
お子さんのおっぱいを吸う刺激(吸啜刺激)が
乳汁産生や乳汁分泌に大切ですから、
母乳マッサージを受けに行っても解決しないことがあります。
母乳マッサージを受けてもおっぱいの出が改善しないとき、
あるいは 母乳は出ているのにお子さんがおっぱいを飲んでくれないとき、
ぜひ注目して欲しいのが
お子さんに向き癖はありませんか?
お子さんの頭の形に左右のかたよりはありませんか?
頭の一カ所だけ、髪の毛が薄くなっていませんか?
お子さんの背中がピンとつっぱって緊張していて、抱っこしにくくありませんか?
脚をピンと伸ばしていて、おむつ換えしにくいことはありませんか?
乳児検診で開排制限の疑いあり、と言われましたか?
夜泣きがひどくて、なかなか寝てくれない日が続いていませんか?
便秘になっていませんか?
というサインです。
このどれか1つでもあてはまるなら、
『小児カイロプラクティック』の出番です。
(注:今回のレポートのお子さんの写真ではありません。以下同様)
きっふぁみ院長はるかは、
米国の医療資格であるドクターオブカイロプラクティックとして米国の国家資格を有し、
国際小児カイロプラクティック協会(ICPA)のメンバーとして
小児カイロの専門的な教育を修めています。
上記のサインは、胎内にいるときや産道を通る際に、
背ぼね(特に首の部分)にストレスがかかると出やすいサインです。
この状態の時、
おっぱいに吸いついたり飲み下したりする動きも
うまくできなくなっていることが多いのです。
小児カイロプラクティックは
あなたが想像する「ぼきっ」というカイロプラクティックとは違い、
そーっと優しく動きにくくなった背ぼねや骨盤に触れていくことで、
神経にかかるストレスを取り除いていきます。
今回ご来院いただいた生後3ヶ月のお子さんは
右の向き癖があり、
左の股関節の動きが固く、
おっぱいの吸い付きがわるく、
げっぷがうまくできない、
という
小児カイロをぜひ試してみて♪
と感じるサインを全身で表現していました。
1回目の施術後は
食欲がぐっとアップした(ミルクをごくごく飲む)とお母さんからご報告があり、
4日後、2回目の来院時に触診すると、
首の緊張はだいぶ和らいでいました。
この時点ではまだ、お母さんは授乳に格闘中で、
完ミにしようかどうしようか、迷いの真っ直中でした。
さらに10日後の3回目の来院時には
首を左右にかたよりなく動かすようになり、
股関節の固さ、緊張も取れて、
すっかり大丈夫そう。
おっぱいも飲んでくれるのではないかと期待できる身体の調子になりました。
まだ完ミにしようか迷っていたお母さんでしたが、
この4日後、おっぱいを調子良く飲んでくれています、とのご報告♪
完ミにするかを迷うのはやめたそうで、
もうしばらくミルクとおっぱいの混合育児を続けます!
と晴れ晴れした表情で伝えて下さいました。
実は、この赤ちゃんにとって、
おっぱいを飲めるようになったことは
たくさんあった「良いこと」のたったひとつにすぎません。
首を左右により良く動かせるようになれば
目や耳や皮膚から得られる情報が格段に増えて、
脳にたくさんの刺激が送られて
脳の発達に良い影響を与えます。
あごが動かしやすくなって
少ないエネルギーでたっぷりおっぱいやミルクを飲めるようになって
機嫌が良くなって、
ぐっすり寝てくれて、
赤ちゃんの体調が良くなり
お母さんもハッピーです。
非対称性緊張性頸反射(ATNR)という
右を向いたときは右手を伸ばして左脚を曲げる本能的な動き(原始反射)の影響で、
股関節が動かしづらくなってしまうことを防ぐことができます。
非対称性緊張性頸反射(ATNR)
図の引用:Goddard S. Reflexes, learning and behavior. A window into the child’s mind. 2nd ed. Fern Ridge Press. 2005.
今回の赤ちゃんは、
おっぱいがうまく飲めない、
というサインのおかげで
身体全体の調子をより良くする機会に恵まれました♪
実は、来院レポート(1)で
カイロが授乳のお悩みにお役に立てることはご紹介済みですが、
授乳で神経をすり減らしているお母さん達に
もっともっと知ってほしい、
と改めて感じたケースでしたので、
ご紹介させていただきました。
あ、このお母さん自身もきっふぁみで
カイロプラクティックケアを受けています。
産後の身体の調子を整えることは、
母乳の量や質の向上にも、
子育ての心疲れの予防にも役立ちます♪
【きっふぁみ来院レポート】
どんな方がどのようなお悩みできっふぁみ(当院の愛称)に来院され、その後の経過は?
あなたのご参考になりましたら幸いです。
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