【きっふぁみ来院レポート】
どんな方がどのようなお悩みできっふぁみ(きっず&ふぁみりーカイロプラクティック三田の愛称)に来院され、どのような経過をたどったのか、あなたのご参考になりましたら幸いです。
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※ 施術による変化の程度や反応の速さは一人一人異なります。
きっふぁみ来院レポート(3)は
頸椎ヘルニアで首が痛い
と来院されたケースについて。
【来院のきっかけ】
20年以上海のスポーツを続けている40代男性。首の症状は10年前からあったそうです。今年の春にその症状が悪化し、病院でMRIを撮影。頸椎(首の骨)の椎間板ヘルニアと診断され、手術が必要と言われました。
手術を受けるのは避けたく、その後は色々と保存療法(手術せずにすむ方法)を探しました。海外出張中に受けたカイロプラクティックが自分に合うとわかり、その出張先のカイロプラクティックドクターから紹介されたのがきっふぁみでした。
【施術内容と経過】
検査結果:
初診の検査では、首を後ろに反らすことはまったくできない状態。首を前に曲げているのが楽で、寝るときは枕を重ねて高くして寝ているとのことでした。右腕と右手にしびれが出ていました。出張先のカイロプラクティックケアで、首の痛みは半分ぐらいに改善していました。
頭を上からゆっくり押したりゆっくり引き上げたりする整形外科的テストでしびれや痛みの悪化は見られなかったため、カイロプラクティックケアによる改善が大いに期待できると判断し、ケアプランを作成しました。
(整形外科的テストでしびれや痛みの悪化がみられても、カイロプラクティックによって改善可能な状況は多くあります)
注:米国のカイロプラクティック大学修了者(Doctor of Chiropractic, D.C.)は、医学部の学生よりも多くの授業時間をレントゲンの撮影・解析・診断技術の習得に割いており、整形外科的テストを併せて、施術の安全性を判断できる教育を受けています。当院院長はD.C.であり、またアメリカの国家試験においてその知識を問われ、合格しています。日本のカイロプラクティックは法制化されておらず、すべてのカイロプラクティックオフィスが安全性を判断できるとは言い難い状況にあります。施術を受けられる際は、施術者の資格・経歴等についてご確認ください。
施術1回目:
来院理由が頸椎ヘルニアによる首の痛みであったとしても、カイロプラクティックは全身を診ます。頸椎ヘルニアの原因は姿勢と身体の使い方にあることがほとんどです。そして、上半身の土台となる骨盤や体幹の軸となる背骨の状態が、姿勢や身体の使い方には大きく影響します。
この方は骨盤と胸椎(背中の骨)に神経のはたらきの低下(サブラクセーション)が観察されたため、まずそれらのアジャストメント(神経のはたらきを適正化させるカイロプラクティックの施術)をおこない、その上で、頸椎(首の骨)から出る神経のはたらきを回復させるアジャストメントを行いました。
この日、施術テーブルに仰向けになっていただく際は、頭をかなり持ち上げて、首をぐっと前に曲げた状態にする必要がありました(頭を水平にすると首が痛いため)。
首の骨がポキッと鳴るようなアジャストメントは、部位、力加減、方向、スピードのすべてが的確であれば、身体に負担はなく(痛みもなく)神経のはたらきの回復に極めて効果的です。
しかし、頸椎ヘルニアがある場合、周囲の筋肉を固めてヘルニア部位を守っていることがあり、当院ではゆっくりとした動きの、心理的にも抵抗のないアジャストメント技術を用います(首を階段状に持ち上げて頸椎の神経圧迫をとっていく手法)。この手法は、むち打ち症の方や、骨の発達が未熟な小さなお子さん、骨の音が鳴るのが怖い大人の方にも使用します。他に、アクチベーターという器具で問題箇所を軽く高スピードでぽんっと押すこともあります。
施術後は、肩甲骨を後ろに引き寄せるエクササイズを家でやっていただくことをお伝えして終了しました。
この日は「首を前に倒す体勢」が楽、とのことでしたが、この体勢は長く続くとかえって椎間板ヘルニアの悪化につながる負担の大きい姿勢です。肩の真上に頭が乗って、首に反りがある状態が健康な姿勢。エクササイズで首を反ってもらうのはまだ負担が大きいと判断し、肩の上に頭が乗るように、前かがみ気味の肩甲骨を後ろに引き戻すエクササイズで首の負担を減らすことにしました。
施術2回目(2日後):
枕を重ねずに普通の枕で眠れるようになったという報告にまずびっくりしました。普段から身体を鍛えている方は回復力が違います。前回の施術と同様に、全身のアジャストメントを行いました。首も負担なくまっすぐ肩の上に持ってこられるようになったので、あご引きエクササイズをお伝えして、さらに頸椎への負担軽減を狙いました。海のスポーツ時の体勢が首に負担となっているので、どんな体勢を取るとより良いか、をお伝えしました。
施術3回目(1回目から7日後):
ホームエクササイズもきちんとこなしてくださって、3回目の施術後は、首を痛みなく後ろに45度まで反れるようになりました。初回は0度だったことを考えると、1週間でこの回復は驚きです。
施術4回目(1回目から9日後):
施術後、首は60度まで後ろに反れるようになり、ホームエクササイズも、痛みを改善するためのアドバイスではなく、普段の生活習慣を改善する、つまり、再び首の痛みが出ないよう予防するためのアドバイスに代わりました。
その後も継続して来院され、現在は頸椎ヘルニアのためのカイロプラクティックではなく、仕事に集中し遊びを存分に楽しむためのカイロプラクティックケアを受けられています。
頸椎ヘルニアは痛みをとって終わり、ではありません。首に負担のかかることを積み重ねた結果、頸椎ヘルニアになったわけで、その負担を与える生活習慣を続ければ、症状は再発します。変形した首の骨や損傷した椎間板を元にもどすことは難しいですが、首に負担をかけない方法を本人が理解して普段から心がけることで、痛んだ領域に酸素と栄養を送り続けることができ、神経のはたらきが回復し、症状の再発を防ぐことができます。
この方の場合、首に負担をかけない、というのはスポーツをやめる、ということではありません。スポーツをする際に首への負担を減らす身体の使い方を知る。そして、負担がかかっても大丈夫な筋肉をつけて支える。その結果、大好きなスポーツを続けることができます。
症状がなくなり、スポーツが元通りできるなら、
手術する必要はないですよね?
逆に、手術をして症状がなくなっても、身体の使い方を変えなければ、手術箇所の上や下に負担がたまってヘルニアの症状が再発したり、または手術によってその人の身体の使い方に制限が出ることもあります。
進んでしまった頸椎ヘルニアには、手術が必要です。
しかし、手術が必要ないヘルニアもたくさんあります。
現在は症状なしで海のスポーツを楽しまれているこの方を見て、改めて
手術という選択をする前に
まずはカイロプラクティックという「保存療法」を試して欲しい
と強く思いました。
もちろん、上記のように信頼のおけるオフィスを選んでくださいね。
【お問い合わせ】
あっ、似たようなことが・・と頭をよぎったあなた、
うちはちょっと違うけど、でも・・というあなた、
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