<前回のポイント>
・私がカイロプラクティックを一言で伝えるとすると、「人生の財産」
・カイロプラクティックが医学とは区別される、唯一無二の存在であることを意識しながら読んで頂きたい
前回(Chiropractic Life_前編)の続きです。
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次に精神面ですが、これは私は山崎先生からお借りした
「カイロプラクティック哲学」を読んで初めて気がつきました。
この本を読む際に客観視するということには気をつけていたので、
これは私がこの本に洗脳されたいうことではありません。
その気づいたことは、簡単に言うと、
カイロプラクティックはポジティブ・シンキングだということです。
医学は患者さんの持っている症状に対して治療します。
カイロプラクティックは患者さんの持っている力を引き出そうとする。
症状は正常に身体が機能していることを示している場合もよくあります。
例えば、発熱は体内のウイルスを撃退するための防御システムです。
しかし、そういった症状は痛みや苦しみを伴うため、
患者の立場からすると嫌なものですよね。
そのためこの症状を悪いものとします。
医学はこの悪いものに着目します。
一方、カイロプラクターが引き出そうとする力は、大まかに言うと、
より良く生きるための力です。
そのためこの力を良いものとします。
カイロプラクティックはこの良いものに着目します。
このように比較した際に、精神的にどちらが良い影響を与える可能性が高いかというと、
多くの人がカイロプラクティックと答えるのではないでしょうか?
つまり、カイロプラクティックはポジティブ・シンキングをしているということです。
私たちは何か症状があれば、
それは悪いものが存在しているとして、それを失くそうとします。
しかし、ポジティブ・シンキングでは、
何か症状があっても、それはより良く生きる力が小さくなっているだけだとして、
それを取り戻そうとします。
ここで言いたいことは、
一般的に見ると悪い方向に捉えがちなことであっても、良い方向に見ることも可能である
ということです。
そのため、
カイロプラクティックの考え方を理解し、取り込むことができれば、
より楽しく、より良く生きられるのではないでしょうか。
これが私が精神面から見た「カイロプラクティックは人生の財産となる」と考えた経緯です。
ここで気をつけて頂きたいのは、私が医学を否定しているのではないということです。
最初に述べた通り、カイロプラクティックは医学と区別される、唯一無二の存在です。
そしてそれは逆もまた然りです。
つまり、
カイロプラクティックは医学の代わりとはなれないし、
医学もカイロプラクティックの代わりはできない
ということです。
私はカイロプラクティックについてほんの少ししか知りませんが、
その少しでもとても魅力を感じます。
そしてその魅力はカイロプラクティックのみが持つものであり、
もっと多くの方々が知っておくべきことだと思います。
捉え方は人それぞれですが、今までカイロプラクティックをご存じなかった方にはもちろん、
敬遠されていた方にももう一度カイロプラクティックに触れて、感じてみて欲しいです。
また、このブログを読んでいらっしゃる方には既知の事も多かったと思いますが、
このブログがもう一度カイロプラクティックと人生について考える機会になることができれば幸いです。
最後にここまで長く、拙い文章を読んで頂き、ありがとうございました。
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